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2018.10.22

「かみつき」って、どうして?★モーツァルトしずかこども園

今年度のしずかこども園の取り組みとして、

「かみつき」について研究しています。

 

「かみつき」は3歳頃までの子どもの誰でも起こり得ることです。

その原因は、気持ちが落ち着かない時、

友だちと遊んでいて自分の思い通りにならない時、

友だちに玩具を奪われそうになって、自分を守ろうとした時等です。

1歳前後から自我が芽生え、物への執着が表れ、

トラブルになることが多く見られます。

 

当園では、昨年度より保育全般を見直し、

保育室内の環境構成や遊び、

また、0歳~2歳児は、乳児担当の保育を取り入れ、

一人一人の登園時間に合わせて、

食事時間や睡眠時間を考慮したり、

一日の生活の流れを規則正しい安定した「日課」で過ごすことで、

「かみつき」が大幅に減りました。

 

一人一人が好きな遊びを選んで遊ぶようになり、

その結果として、友だちとのトラブルが減り、

落ち着いて過ごせるようになりました。

また、一日の生活リズムがしっかりと決まっていることで、

見通しを持てるようになり、気持ちが落ち着かないことが

減ったように思います。

これからも、一人一人の思いを受けとめ、情緒の安定を図り、

みんなが満足して遊べる保育環境を全職員で考えていきたいと思います。

社会福祉法人フジの会
モーツァルトしずかこども園

〒612-8435
京都市伏見区深草泓ノ壺町33-3
075-645-1515